アジアツアー第1回
​inベトナム・ハノイ
​日越外交関係樹立45周年記念事業

アジアツアー第1回目はハノイから。

会場となるサクラステーションは視覚障がい者と健常者の両方が気軽に来場できた為、視覚障がい者だけの施設よりもベトナムの国全体への発信力がはるかに高くなりました。11月23日〜30日の間に、プロジェクトでは初めての試みである現地ボランティアに対しての事前レクチャーを行いました。プロジェクトのコンセプトの浸透を深くすることが目的です。内容は、ハノイ大学日本語学科のボランティア40名に指導のレクチャーとマリスアートプロジェクトのコンセプトを説明。計5回の各3時間です。今回の結果としては、会期中に広くベトナム人の来場者に学生から、障がい者への理解と世界平和を力強く説明してもらうことができました。

また、ベトナム国営放送のテレビ番組一本約10分とニュース3分、在ベトナム日本人向け日本語のラジオニュース一本、ネットニュース三本に取り上げられました。

マリスアートプロジェクトへの感想文(原文ママ)

ハノイ国家大学・外国語大学 日本語学部 4年生

Nguyễn Thị Thu Trang (グエン・ティ・トゥ・チャン)

 

私はSakura Stationの野口さんを通してマリスのことを知っていました。最初からマリスは意義のあるプロジェクトなのでぜひ参加したいと思っていました。それで想像以上に貴重な経験をたくさん蓄積できました。

以前、他の多くの人々と同じように、目の見えない人が人生の美しさや絵画を見ることができないと常に考えていました。そして、絵は見えないとその絵の価値と美しさを感じられないし、その絵の存在も無駄になってしまうのではないかと思っています。科学技術と経済の発展で眼科手術を受けないと視覚障害者が健常者のように見えさせる方法はないと思いました。

しかし、高橋さんに会ってから、考え方がすべて変わりました。どんな問題でも解決方法があるんだと気づきました。そして思いやりと愛は鍵のです。「Nothing is impossible」というように不可能なことはありません。マリスは不可能のようなことを可能にしました。これから視覚障害者が芸能の美しさを感じられるようになりました。これは視覚障害者でも自分でできると思ってないことでしょう。高橋さんが発明したマリスの国旗の絵はとても特別な意味を持っています。一粒の砂がその国の人一人を表しています。それで隣同士仲良くぴったり置きながらその一粒の人が「幸せになりますように」と願います。そうするとたくさんの人が砂を一粒一粒愛惜で置いたら完全な絵ができます。私たちは、ほんの少しでも、他の人をよりよく扱うなら、確かに世界ではこれ以上戦争を起こることはありません。そして空、山、海が再び美しくなって人間は再生することもできます。

それだけではなく、砂を置きながら人々の幸せを願うたびに自分の中でも幸せや安らかな気持ちがどこからやってきたと感じられます。高橋先生が教えてくれたように本当に何かを信じているなら、それは実現になれるのです。マリスアートプロジェクトのおかげで、どんなにデッドロックに陥っても正しい道を見つけることができる、そして確信、勇気と寛容が私たちを導くことがわかりました。特にマリスアートプロジェクトに参加した後、高橋先生、野口さん、かなさんからボランティア、観客及びマリス国旗共同制作に参加したお客さんまではみんなピンク色の心を持っていると見えました。

Liku Maria Takahashiさんがベトナムに持ってきたマリスアートプロジェクトはおそらく今までの最大のプロジェクトでしょう。目の見えない人でも楽しめるからです。

盲人が絵を楽しむことができることを知っていたとき、私の頭に来る最初のことは見えないうちにどうやって絵を味わえるのか?そしてその絵はどのように世界の平和をもたらすのか?を悩んでいました。ところが、高橋さんの説明を伺ったら絵がもたらす意味は想像以上のものです。マリスの絵は色彩とサイズの違う砂が置かれる絵だけではなく、砂を一粒一粒置いた、忍耐とパワーのある人や子どもたちの誠実かつ無邪気なお願いが絵に載せてあります。自分が幸せではないうちに他の人の幸せを願う人はいないと思われています。ですが、マリスは私達にそのことを実現させました。砂を一粒一粒置いているうちになぜのかわかりませんが、自分の中で幸せと感じているからです。それで今の幸せな自分のように他の人たちが幸せになれるようにお願いします。自分が幸せになれば、他の人も一緒に喜んで欲しいです。幸せは寒い日に温かい部屋にいて、ピンク色の心を持っている人たちと、世界の誰もが幸福に満ちているように祈るときです。

それだけではなく、マリスを通して人と人の思いやりを自己啓発できました。私たちは多分思いやりがないと、お互いにうまく扱うことはできないでしょう。思いやりというのは他の人の靴の中に自分を置き、彼らの考えていることを一緒に考え、彼らの感じていることを一緒に感じることです。そして自我を下げて誰も傷つけなくなり、お互いを理解するようになります。目を閉じてみて目の見えない、光がない生活を体験してみないと、視覚障害者がどうやって字を読めるのか物事をどうやって触れるのか生活はどのように大変なのかをよく理解できません。目を閉じてみれば、目の価値だけでなく、不運な人の努力も理解できます。それは自分自身を愛し、もっと多くの人々を愛する動機と考えることができます。その愛は私たちの世界を明るくしてみんなが幸せである世界へつながります。世界のみんなが幸せなら戦争はなくなるはずです。

将来のやりたいことはいろいろあります。マリスアートプロジェクトに参加した後、世界のいろいろな人に幸せをもたらしたいと思います。まず、不幸な人々、特に戦争に苦しんでいる人々の幸せを一緒に願ってもらうように、みんなが幸せになれるようにマリスを社会に広げたい思っています。高橋さんに会う前に家族と周りの人へ愛のことばかりを考えますが、マリスに触れた後、家族と周りの人へ愛は動物でもわかるのではないかと気づきました。この世の中で援助を求めている人はたくさんいます。それで、幸福をもたらして広がる高橋先生のようになりたいです。ベトナムでは戦争の余波を受けている人と台風や洪水などの自然災害がある地方はいろいろあると知っています。そこに足を運んで自分の幸せとみんなの苦しみを一緒に共有したいです。そして近い将来に世界の国々に行ってベトナムと世界で苦しんでいる人たちを助けるように呼びかけたいと思います。高橋先生のようにピンク色のペインティングを持って人々の心をピンク色に染めていきたいです。 

高橋先生!サクラステーションの野口さん!マリスのような有意なプロジェクトに参加させていただくことを心からお礼申し上げます。今回学んだことを将来の道にも役立つように精一杯頑張りたいと思います。

​Media

​Hanoi NEWS テレビ放映

VIET JO 2018/12/27

VIETNAM navi 2018/12/5

VOV5ラジオ放送局 記事とニュース(8分20秒〜10分30秒の約2分) 2018/12/7

©Maris Art Project

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