全盲の人のために
発明したはずのマリスは
健常者のための
​世界平和と愛の啓蒙ツールでした

現代美術作家・高橋りくは2009年に"マリス"を考案。2010年に"マリスアートプロジェクト"を発足した。

アートから世界平和を

世界中の盲学校の子供達や目の見えない人々に、晴眼者と一緒にマリスの絵を楽しんでほしい、代表的な芸術である絵画というものを観る体験をしてほしいのです。

耳の聞こえない子が骨振動で音楽を楽しめるように、盲学校の子供達、目の見えない人々が指で絵を楽しむことができたら素晴らしい!

この世の中には容易にできないこともあるけれど、不可能だと思ってきたことを可能にする体験を通して、アートで心を通わせることができれば、みんなが優しさを思い出します。それはきっと世界の平和に繋がるでしょう。

​<マリス宣言より抜粋>

マリスアートプロジェクトではマリスをツールとして、アートから多様性(ダイバーシティ)社会構築の為の様々な活動を行っています。

​マリス国旗プロジェクト

マリスで描く193+1の世界国旗

共同制作形式で世界中の人々が参加しています。延べ参加者総数1万人突破。

 

​マリス作品

​マリスで描く絵画

 

視覚障がい者も絵を観たいと思っています。彼らの気持ちを知っていますか?「マリス」は全人類が鑑賞できる初めての絵画として世界に優しさを発信します。「マリス」は、「視覚障がい者の絵画鑑賞行為をとおして晴眼者の理解のスイッチを入れる場の創造」です。

 

2009年、私は今まで視覚障がい者を含んでいなかった絵画の鑑賞者を全人類に拡大することに成功しました。その絵画技法を「マリス」と名づけました。偏見は、人間のエゴを取り去ることで超越することが可能です。「マリス」で描いた絵が展示されている場は、晴眼者が同じ絵を指で鑑賞する視覚障がい者の姿を目にしたり、その光景をイメージしたりすることで障がいの有無、人種、ジェンダーはもとより、すべての偏見を超えるLOVE&PEACEに気がつく場所です。つまり私のアートは、哲学的に言えば「UNDERSTANDING」を「絵画を起点に誘発する」場作りです。

いま、私は2020年からパリを中心にヨーロッパ全土で、アートの力で世界を優しくする LOVE&PEACEのアートムーブメントを起こす準備をしています。’70年代から’80年代半ばヨーゼフ・ボイスはアートで世界を変えようとしていました。私は長年ボイスの残した珠のような言葉をコンセプトの根本、つまりバイブルとしていますが、彼との違いは、私は「アートは政治も宗教も全く関係ない」と位置づけていること。私はボイスの政治的思想と宗教観を取り去り、彼の思考の土台であるルドルフ・シュタイナーの神秘主義思想と哲学的思考を、日本古来のアニミズムと武士道に差し替えたものを土台としています。

洋の東西を問わず、ボイスの[社会彫刻の概念]は力強く私に語りかけ、私は自らの作品を通して理想の社会作りをメッセージとして発信しています。

 アートは私たちに気づきを授けてくれます。世界を変える力があります。

 

高橋りく

©Maris Art Project

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